月額制で脱毛するデメリットを事前に詳しく知っておきたい、って思いませんか?

ここでいう月額制は、ローンを組んでの分割払いではありません。
キレイモの解約返金トラブルは未だに継続中ですし、脱毛ラボは倒産してしまいました。
未施術分のお金が返ってこない状況を目の当たりにして、全額前払いのリスクを避けたい人が増えています。
月額制なら倒産解約返金リスクを回避できるため、注目度が高まっているんです。
ただ、月額制の脱毛には他の支払い方法より多めのデメリットがあるのは事実です。
そこでここでは、脱毛を月額制で通うデメリットを危険度別にランキング形式で紹介し、どこよりも詳しく具体的に解説しています。
危険度MAXのデメリットを保有する脱毛サロンを選んでしまうと、時間とお金のムダにしかなりません。
でも危険度MAXのデメリットを保有しない月額制で通える脱毛サロンなら、倒産解約返金リスクを回避できます。
しかも、毎月負担の少ない月額料金で。
月額制脱毛のデメリット危険度ランキング
月額制脱毛に見られるデメリットの危険度を、5段階で評価すると次のようになります。
5がもっとも危険度が高く、1がもっとも低くなっています。
数は多く感じますが、基本的に多額の被害を被るほどの大きなデメリットはありません。
- 5 全身脱毛1回終了までに16ヶ月必要
- 2 解約を忘れると永遠に払い続ける
- 2 毎月必ず通わなければいけない
- 2 当月の予約を翌月以降に持ち越せない
- 2 シェービング代が有料
- 1 取り扱いが少ない
完全に独断と偏見とはいえ、月額制で脱毛に通うデメリットの危険度を数値化すればこの程度のものです。
数は多いですが、1つ1つのダメージは小さめです。
ただ、危険度MAXのデメリットはなんとしても避けるべきです。
幸いこのデメリット(全身脱毛1回終了に必要な施術回数)は、脱毛サロンによって違うのがせめてもの救いです。
全身脱毛1回終了までに必要な施術回数
月額制脱毛最大のデメリットになり得るのが、全身脱毛1回終了までに必要な施術回数です。
月額制で通える脱毛サロンはいくつかありますが、大抵は全身脱毛1回終了までに複数回の施術が必要です。
とはいえ、何回必要かは脱毛サロンによって異なります。
全身脱毛1回終了までに16ヶ月で16度の施術が必要な脱毛サロンもあれば、1ヶ月に1度でOKな脱毛サロンもあります。
「1ヶ月に何度通うのか」「全身脱毛1回に何度の施術が必要なのか」の2点は必ず確認しましょう。
参考までに、月額料金が安いほど全身脱毛1回終了までに必要な施術回数が多くなります。
間違っても、安いからといって飛び込まないように注意しましょう。
サロン名 | 全身脱毛1回終了までに必要な期間と回数 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ストラッシュ | 1ヶ月2回×2ヶ月 | 4,400円 |
ミライ | 1ヶ月1回×1ヶ月 | 12,800円 |
脱毛ラボ | 1ヶ月1回×14ヶ月 | 2,189円 |
キレイモ | 1ヶ月1回×1ヶ月 | 8,690円 |
解約を忘れると永遠に払い続ける
月額制の脱毛は、1ヶ月単位の契約が自動更新されます。
逆に言えば、解約するまで毎月支払いが続きます。
月額制の脱毛は支払総額が決まっていないため、手軽に始められます。
ただその反面、際限なく払い続ける危険性も含んでいます。
よくよく計算してみたら回数パックプランより費用がかさんでいた、なんて状況もなくはないので注意したいところです。
もういいかな、と思ったら忘れずに必ず解約しましょう。
ちなみに、解約を申し出ても、解約できるまでには1ヶ月程度かかります。
毎月必ず通わなければいけない
脱毛の月額制は「毎月通える」と言えばメリットに聞こえますが、実は「毎月必ず通わなければいけない」が正しい解釈です。
なぜなら、1ヶ月単位の契約を自動更新しているからです。
毎月必ず通うのが難しい人には、月額制での脱毛は向いていません。
高確率で月額料金をムダにしてしまうからです。
サロン名 | 1ヶ月に受けられる施術回数 |
---|---|
ストラッシュ | 2回 |
ミライ | 1回 |
脱毛ラボ | 1回 |
キレイモ | 1回 |
当月の予約を翌月に持ち越せない
月額制の脱毛は1ヶ月単位の契約を自動更新しているため、有効期限は1ヶ月しかありません。
そのため、今月分の施術の権利は翌月以降には持ち越せません。
そして、時間が取れなかったり予約日に生理になるなどして通えなくても、月額料金は返金されません。
シェービング代が有料
月額制の脱毛でも、施術日までに事前処理をしなければなりません。
ただ月額制脱毛の場合、剃り残しがある場合は1,000円前後のシェービング代を請求されるケースが多く見られます。
回数パックプランや通い放題なら無料ですが、月額制の場合は有料と考えて間違いありません。
通う回数が多ければシェービング代もかさむので、全身脱毛1回当たりの単価がその分だけ高くなります。
取り扱いサロンが少ない
月額制で通える脱毛サロンは数が少ないため、選択肢はかなり限られます。
もしかしたら簡単に通える範囲内にはない可能性もあるので、通うのが大変かもしれません。
月額制脱毛の3つの大きなメリット
脱毛の月額制にはデメリットも多いですが、実は金銭的に大きなメリットが2つあります。
- ローンの審査なし
- 毎月の支払額が安い
- 倒産されても被害額はほぼゼロ
ローンの審査なし
月額制なら、ローンの審査なしで全身脱毛を始められます。
「収入が少ない」「収入が安定しない」「過去に支払い遅延した」など、ローンの審査が不安だったり実際にローンの審査に落ちた人でも、月額制なら何の問題もありません。
毎月の支払額が安い
毎月の支払額には注意も必要ですが、月額制なら毎月負担の少ない料金で脱毛に通えます。
高くても、毎月一万数千円程度です。
支払いの負担が小さいのは、何よりのメリットです。
サロン名 | 月額料金(税込) |
---|---|
ストラッシュ | 4,400円 |
ミライ | 12,800円 |
脱毛ラボ | 2,189円 |
キレイモ | 8,690円 |
倒産されても被害額はほぼゼロ
月額制は全額前払いしないため、倒産解約返金リスクと無縁な点が最大のメリットです。
「○回コース」などとは違って回数が未定なため、月額制はそもそも全額前払いのしようがありません。
したがってもし倒産しても、迅速に手続きすれば被害額はせいぜい1ヶ月分の月額料金ですみます。
脱毛サロンが倒産した場合、過去の事例や今回の脱毛ラボの件を見ても、未施術分の料金は返金されません。
回数パックプランや通い放題で契約していた人は、大きな被害を被っています。
倒産になんてそうそう直面しませんが、可能性はゼロではありません。
今回の脱毛ラボの倒産でも、ある日突然「破産手続き開始のお知らせ」がスマホに届いています。
これから脱毛を始めるなら、倒産による返金リスクも知っておくべきです。
月額制で通える脱毛サロン
デメリットの項目でも述べましたが、月額制で通える脱毛サロンは選択肢が限られます。
ですが全国区では3社しかないので、選びやすいのは逆にメリットと言えます。
- ストラッシュ
- リラクス
- ミライ
ちなみに、医療脱毛に月額制は存在しません。
医療脱毛の「月額○○円」は、すべてローンを組んでの分割払いです。
まとめ
月額制脱毛のデメリットを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にここで、月額制脱毛のデメリットをまとめておきます。
- 1回の施術で全身脱毛1回が終了しないケースが多い
- 毎月必ず通わなければいけない
- 当月の予約を翌月に持ち越せない
- シェービング代が有料
- 解約を忘れると永遠に払い続ける
- 取り扱いサロンが少ない
月額制なら初期費用不要ですし、ローンを組まないので審査もありません。
とりあえずお金の心配をしなくていいので、気軽に始められます。
デメリットの数は多いですが、甚大な被害を被る可能性がない点は、とても大きなメリットです。
まずは各社の公式サイトで、無料カウンセリングに申し込んでみましょう。
月額制の脱毛に関する注意点
ここで、月額制の脱毛に関する注意点をまとめて紹介しておきます。
特に、月額制に対する認識違いが目に付きます。
混乱の元になるので、この際正しく理解しておきましょう。
分割払いは月額制ではない
脱毛サロンやクリニックのホームページにはよく、「月額○○円」や「月々○○円」といった表記がされています。
でもこれらは高確率でローンを組んでの「分割払い」であり、「月額制」ではありません。
表記的に紛らわしいですが、分割払いと月額制はまったくの別物です。
見分けるポイントは、小さい字で書かれた支払い例の詳細をチェックすることです。
「支払総額」「支払い回数」「解約返金」いずれかが記されていれば、それはローンを組んでの分割払いです。
月額制は通い放題ではない
月額制は、通う回数が決まっていません。
そのため通い放題と混同しがちですが、全然違います。
通い放題なら支払総額に上限がありますが、月額制にはありません。
月額制は今や絶滅危惧プラン
月額制で通える脱毛サロンは、減少傾向にあります。
元々は、料金面での高いハードルを解消する目的で始まりました。
ところが月額制のプラン内容の設計がマズく、デメリットが多くなりました。
その影響かどうかは定かではありませんが、月額制から撤退するサロンが増えました。
その結果、今では月額制で通える脱毛サロンはほとんどなくなってしまった、というわけです。